袴を着る機会はなかなか無いと思います。だからこそ学生時代最後の記念に卒業式では袴を着て出席してみませんか。
袴と言えばやはり卒業式でしょうか。卒業式は何を着るか悩んでいる方もいるかと思います。ドレスにするか、着物にするか、袴にするか・・・。悩みは何を着るかだけではないと思います。購入するかレンタルするか、また、購入するならどのようなものが良いか、レンタルするならどのようなものが良いかなど悩みだしたらキリがありません。卒業式は学生時代の締めくくりですので、良い思い出になるようにしっかり準備が必要です。卒業式の当日は式だけではなく、謝恩会などもある場合が多く、想像以上に移動など忙しい場合があり振袖だと大変です。また、ドレスは卒業後も友人の結婚式などで何回も着る機会はあるかと思います。袴は卒業式以外にはなかなか着る機会もないので、袴をレンタルして卒業式に着て行ってはどうでしょうか。
袴の原型となったのは、奈良時代に貴族達が着ていた裳が袴の原型になったと言われています。奈良時代が終わり平安時代以降、位の高い女性が着用するようになりました。さらに時代が替わると鎌倉時代以降は宮中以外では着られなくなっていきました。ここまでの話しだとそのまま絶えてしまいそうでしたが、明治時代になると、女学校の教員が着用するようになりました。女学校の教員だけではなく、生徒も着用するようになり、袴は仕事をしている女性や女学校の開校により、広く普及するようになりました。もちろんその当時は現在のように煌びやかなものではありませんでした。徐々に現在の形に移り変わり、卒業式などの特別なイベント用に着る服装へと変化して行きました。
袴を卒業式で着る場合は、主にレンタルする人が多いかと思いますが、実際に衣装のレンタルショップに行くと多く袴があり、どれにしたら良いか悩んでしまうでしょう。できれば事前に色だけでも決めて行くと良いでしょう。袴を着るうえでの色彩の基本としては、上が薄い色で下は濃い色を選ぶのが基本となっています。良く分からない場合などはレンタルショップの人に聞いてみると良いでしょう。今までに多くの人がレンタルしに来ていると思いますので的確なアドバイスが受けられる事でしょう。卒業式は学生生活最後の記念としての一大イベントです。当サイトでは今回、袴をおすすめしましたが、ドレスや振袖、何を着て行くにしても良い思い出になるといいですね。